春と冬のせめぎあい
季節が一気に春めいてきましたが、先週末は冬と春のせめぎ合いを体感。
土曜日、日曜日と先月に続いて南魚沼へ。
土曜日の朝に茅ヶ崎を出た時は、空気がすっかり春。空もどこかなんとなく霞がかかっているような感じで、冬のキリッとした澄んだ空気とは違う、包み込むような柔らかな空気。
途中のサービスエリアでも好天で暖かく、雪に備えて一世ちゃんが履いていたお気に入りのピンクの長靴がその場の雰囲気から浮きまくっていて、「この人たちどこに行こうとしてるんだろうね」とか言いながら笑ってました。
関越道を北上してもずっと春の空気。
新潟との県境の雪山もうっすらと霞んで見えるような春の空気越しの山々。
本当に雪があるのかなんてあるのかなんて疑いたくもなるような春の空気の中一路雪国を目指して車を走らせました。
関越トンネルを越えて新潟県に入ると、沿道には背丈をはるかに超える雪はあるものの空気は完全に春の装い。いつも行くお気に入りの蕎麦屋の方も、「明日は大雪の予報が出てるけど本当かね〜」なんておっしゃるほどの春の陽気で、午後からは雨もぱらつき始め、夕方からはかなりの本降りの雨となりました。
今回のお宿は、ちょっと趣向を変えて、六日町駅近くにある温泉付きのビジネスホテルにしました。
温泉は広くはないものの、片隅に一人用の露天風呂を発見。
外に出てみると雨が雪に変わってヒラヒラと舞っているでありませんか。
夕方からの雨が運んできた冬が反撃を開始し、春とのせめぎ合いに勝利した瞬間でした。
春は一歩後退。
こんな風にして、春と冬がせめぎ合いながら、冬の何ヶ月もの間雪に埋れた南魚沼にも徐々に春の足音が聞こえてきているのだなと、そんなことを実感できた二日間でした。
日曜日は、大雪の中二人でスキーを堪能。
今年2回目なので、少しでも上達できないかと思い、YouTubeで滑り方を投稿している動画をいくつか見て、イメージトレーニングしてから滑りましたが、はてさてどうだったのかは良くわかりません。
もう一回春スキーに行こうかと言ったところ、「雪質が悪いと嫌だなぁ」とのこと。
気にせず、企画してみようかなと思っています。
あの辺りには、ゴールデンウィーク過ぎまで滑れるスキー場もありますので。