レシピ通りじゃなくても美味しい

週に1回のクッキングを初めて

今週で3回目になった。

始める前は、ちょっぴりめんどう…

だけど

エプロンをつけて

ウエストで紐をきゅっと結ぶと

ふわっと気持ちが軽くなる。

エプロンのオフホワイトのカラーと

麻の手触りが気持ちよくて

わざわざ鏡の前に行って全身を映して

自分の珍しい姿をおもしろがってしまう。

毎回お菓子を作るところから始める。

まずは、道具を出して並べる

はかり

泡立てマシーン

ボール

スパチュラ

粉を振るうやつ

計量スプーン

テーブルいっぱいに道具を並べる

バターを泡立てる時、

スイッチを入れると泡立て器が

ウィーンと音を立てる。

機械の変な音なんだけどやる気が出る音だ。

ボールをはかりに乗せて、ゼロに合わせ

粉を入れる。はかりのメモリが分量の数字にピチッと合った時、やったーと思う。

計量スプーンはかわいい

小さじ、大さじ、小さじの半分

かわいいなぁ、ほんとに。

いろんな道具を使いたいからお菓子を作ってるんじゃないかと思うくらい全部好き

料理の時はバットを出して

その上に切った材料を並べる

すりこぎでゴマをすったり

皮剥き機で皮をむく

いろんな調味料をわっと出してきて

順番に入れる

ものを作るプロセスがおもしろい

前の投稿で

健一くんは、買い忘れが多くて

何度も料理の途中で買いモノに行くことがある「忘れ物プレイ」と書いたけれど、

わたしの場合は、もっとひどいということに気づいた。

足りない材料や調味料は、レシピになかったことにしちゃうのだ。

適当に他のもので補ったり、

丸っと入れなかったり。

今回は甜麺醤がなかったから、味醂と味噌を入れてごまかした。(ごまかせてない…)にんにくは、見つからなかったから省略した。

キャベツはお鍋に入るまでパンパンに入れて蓋ができた!とスッキリした。

お料理を作る人からしたら

とんでもないことを平気でやっているという自覚がある。

できたものを並べて

いただきますをすると

健一くんは食べながら、

美味しい、美味しいと、何回も言ってくれる。

それを聞くと、すまなさと後ろめたさでいっぱいになる。頭の中で、あれもこれも入れてないんだけど、ほんとにだいじょうぶですか…

食べてみると、意外と悪くないと思った。

でも、次回はもっとちゃんとやろう。

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