紅白歌合戦を見ながら語った

実は歌にはまったく興味がありません。

がしかし・・・

紅白を見ないと年が越せない!

と強く主張する健一くんに合わせて、

ホテルでテレビをつけました。

ウチにはテレビがないので、久しぶりに見るテレビはかなり新鮮です。

せっかく歌を聴くのであれば、

じっくり集中して聴きたいと切に願います

が隣では

上野発の夜行列車はもう今は走ってないとか

連絡船ももうないよねとか

いくつになってもこの人は綺麗とか

ずっと丁寧に解説してくれています

そして、大きな声で一緒に歌っています。

できれば、ほんとにじっくり歌を聴きたいのです

一応、静かにしてほしいと頼んでみました

すると、じゃあ、向こう向いて歌うからいいよと

やっぱり歌っています

もうじっくり聴くのは諦めて、テレビと合唱する健一くんの歌を聴くことにしました。

歌詞にはとても興味があります。

この曲を作った人は、こういう気持ちで詩を書いたんだろうか・・・

こんな想いもあったんじゃないか・・・と想像を膨らますのが楽しいです

もちろん、真相はわかりませんが、考えるだけで楽しいのです

曲が終わると、歌詞についてどう思うかと議論したくなって、話しかけます

今度は、健一くんの方が、わたしに静かにして欲しそうです

そういえば、ルビーも何も指輪をもらってないから別れたら探せないねというと

すいません、今度買いましょう

と言っていました笑

(指輪が欲しいわけじゃないけど、

言ってみたかった…)

こんな風に、趣味も好きなものも、意識の向け方も、考え方も、思考方法も・・・

あらゆるところで違う二人ですが、

年越し蕎麦を食べ始めるやいなや

わたしはパソコンのキーボードの上につゆをこぼし

健一くんはiPadの上に、お蕎麦を数本落とし

お互い、こんなだめだめなのに一緒にいてくれてありがとうと、感謝の言葉を交わし大晦日を締めました。

どちらかというと、世間的には、健一くんは外交的でおもしろい陽気なキャラクター、

一方で、わたしは内向的で、オタク気質で陰気なキャラクターと勝手に思っています。

ですが、ふたりでいる時は、健一くんを笑わせる機会をいつも狙っています。

すごいとか、ありがとうとか、かわいいとか言ってもらうより

笑わせることに成功すると、心の底から至福を感じます

2024年も、たくさん笑わせる!そんな年にしたいと思っています。

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